先月に引き続き、劇団四季ミュージカル「アラジン」に娘(中1)と私で行ってきたので感想を記録します。
都民の日、誰を誘うか問題
今回は10月1日都民の日で娘の学校がお休みにつき、平日の午後から汐留の四季劇場のアラジン。
演目が「アラジン」なのは娘の希望で。夏休み前から観に行きたいと言われ続けていたけれど、なかなか予定が合わず後回しになっていたのです。
お友達と行ったらどう?と聞いたのですが、「映画と違って高いチケット代もかかるから、誰なら誘ってもOKなのかまだつかめてない。ミュージカル好きかも分からないし。小学校時代だったらこの子はOKとか分かっていたから誘えたけど」と。
確かに。この春入学した中学校で、誘ってもご迷惑ではないかを娘が判断するのは難しいかも。そんなわけで私が午後休みをとって一緒に行くことになりました。
保護者会でも担任の先生から「毎年ディズニーに一緒に行ってお金の使い方の点で子供や保護者のトラブルになるケースが幾つもあります」と言われたんですよね。教育費にお金をかけるのはOKでも、レジャーにはかけない方針のご家庭もありますよね。(逆パターンもあると思います。)
アラジンキャストとお客の入り
「アラジン」という演目に関しては、2024年5月ミュージカル、6月バレエ、そして今回2025年10月ミュージカルと鑑賞しているので、頻繁に見ている演目となります↓
・劇団四季「アラジン」2024年5月感想はこちら
・新国立劇場バレエ「アラジン」2024年6月感想はこちら
今回のアラジンキャストは以下の通りでした↓

劇団四季のアラジンは、今年で10周年になるそうです。
今回は都民の日で公立小・中学校はお休みなので(私立小中学校がお休みかどうかは学校によってまちまち)、それくらいの年代の親子連れが多かったです。
S1とS席は概ね埋まっていたと思います。
久しぶりの「アラジン」で感じたこと
「アラジン」という演目に関しては、2024年5月ミュージカル、6月バレエ、そして今回2025年10月ミュージカルなので、なんだか頻繁に見ているような気がします。
バレエ版アラジンを経て、1年以上たって再びミュージカルを見ると、以下の点に気づきました。
衣装セクシーすぎ?
終始「プリンセスの衣装がセクシー過ぎないか?」ということに目を奪われてしまいました。
プリンセスだけでなく侍女も、街の女性も、みんな上半身は下着というかビキニというか・・・お姫様でもこの格好でいいのかしら?と。
空飛ぶ絨毯のシーンの演出がすごい
劇団四季ではワイヤーを使って舞台の上の方で浮遊する演出となります。バレエでは2人が乗っている絨毯が人形?というか影絵?で現れるだけだったので、2人を乗せた絨毯が本当に離陸し、浮遊し、着陸する様子はすごいなと思いました。
二人が浮遊してA Whole New Worldを歌っているときの星空が、ギラギラなのには、ちょっとやりすぎ感も否めなかったかも。でもこれくらい分かりやすいのがミュージカルなのかもと思ったり。
ジーニーの登場シーンの床
床から回転しながらジーニーが登場するシーンは前回も驚きましたけど、今回も新鮮な思いで見ることができました。四季のこの劇場の床、色んな所に下へと引き込むことができるスポットがあるのですね。
やはり劇団四季版ではジーニーの役どころが大きい
劇団四季のキャスト表でも一番目にジニーが書かれているように、この作品はジーニーの役どころが重要ですね。(新国立バレエ版ではそうではなかった)
1万年もの眠りから覚まされ、ご主人の願いを叶え、しかし自分自身はランプの中に捕らわれ、常に自由がない立場。大きな力はあるのに、小いさなランプに閉じ込められる宿命。そんな苦悩がより詳しく描かれているのが劇団四季版なのだなと。
歌でも、ダンスでも、そして掛け合いやジョークでも、ジーニーがカギとなっていると感じました。
そんなわけで、2回目の劇団四季「アラジン」も新たな発見があり楽しめました。
今年の観劇活動は・・・
昨年度は娘が中受があったので、上に書いたように5月四季アラジン、6月新国バレエアラジン以降は全く観劇活動をしていませんでした。ただ受験が終わって2月に劇団四季「美女と野獣」を観に行きました。
そして今年度に入っても、新生活のペースに慣れることに心を占拠され何か観に行こうとならず。9月になってやっと劇団四季「アナ雪」をみて、今回10月に「アラジン」をみたという形です。
バレエの方は、娘自身が習うのを辞めてしまったのです・・・。しかし観るのは好きだそうで、年末に恒例の「くるみ」を見る予定でいます。
舞台系は一期一会な部分も大きいし、また娘の受験などで見れなくなる時期も来るはずなので、観れるときにどんどん親子で観に行きたいと思っています。