共働きで在宅時間が短めな我が家。
犬を飼い始めて半年経ったので、「共働きだけど飼ってみたいな!」という方向けに、体験してみて思った無理なく飼える条件・方法を書いてみます。
共働きでも飼うことはできるけど、色々条件を考えた方がいい
ペットとして一般的な猫・犬だったら、猫の方が手がかからないのは周知の事実。
でもやっぱり犬を飼ってみたいのよ!となれば、飼う前によーく考える必要があると思います。
AC Japanの広告(↓下記公式サイトから画像をお借りしました)でもありましたが、なんとなくペットショップ → ひとめぼれ&衝動買い はダメです。
AC Japan&日本動物愛護協会の啓蒙動画はこちら↓
特に共働きで、在宅時間が短め、まだ手のかかる子供がいるご家庭は、以下に挙げる問題をクリアできるか、考えてみる必要があります。
毎日のお散歩どうするの?問題
犬は小型犬であっても、毎日のお散歩は必須です。(以前はペットショップが小型犬は毎日の散歩は不要と言って売りつけるケースもあったようですがひどい話です。)
お散歩の必要時間は、大型犬の方が長く、また若いほど長く必要です。
小型犬だと、1日1回15分くらいが最低ラインだと感じます。
この時間を確保できるか、誰が連れていくのかをはっきり決めておく必要があります。
(我が家は曜日別で夫or私が担当、娘は時間があれば一緒についていく形です。)
食事・トイレの世話を誰が担当するの?問題
犬の食事は、仔犬でなければ1日2回でよいそうですが、これも毎回用意して片づけて、という作業です。
お水も毎度新鮮なものを用意します。
排泄は、室内だとペットーシーツで。こちらも適時変えたり、こぼれたら拭く必要もあります。
1日1回の歯磨きも今や常識で、犬種によっては毎日のブラッシングも必須です。
これを積み重なると結構な手間で、忙しいママ一人の負担となると大変です。
(我が家は食事・身づくろい系は私担当、水は夫担当、トイレシートは気づいた人が変える形です。)
意外とかかる、お金の問題
ペットショップやブリーダーさんから犬を購入すると、かなり高額で数十万円します。
我が家のように保護犬を譲り受ければ、この部分が10分の1くらいになります。
加えてフード代、ペットシーツ代だけでなく、予防接種や治療費など病院代がかかります。
1回の通院で5000円前後かかります。手術などは数十万になることもあります。
加えてトリミング必須犬種(うちのトイプードルもそうです)だと、1か月1回のトリミングで8000円くらいかかります。
小型犬と言えども、毎月の生活費が1万~2万円くらい。
この額が、飼っている限り何年にもわたりますので(犬の寿命は最近だと10~15年)、許容できる範囲か考える必要があります。
仔犬の場合、躾をどうするか?問題
犬に躾は必須です。
特に室内飼いだとトイレをどこでするのか教えたり、コード類を噛まないように教えたり、ものを壊さないように教えたり…
成犬(かつ今まできちんと躾が入っていた犬)だったらすぐ理解してくれることを、仔犬は一切わかってくれません。
人間の0-2歳児みたいなものです。
共働きだったり、家を空けがちな家庭の場合、この躾を適切なタイミングで入れるのが難しかったりします。
日中はドッグトレーナーさんや犬の幼稚園に預けて躾を教えてもらうこともできますが、それもお金がかかります。
我が家なりの解は「子供がある程度大きくなってから、成犬を飼ってみる」
我が家は、仔犬に対する躾をするのは時間的に厳しい(共働きで日中の留守時間が多すぎるため)と判断し、成犬が合うと思いました。
実際、保護犬の里親募集で成犬を譲っていただき飼い始めました。
この判断は我ながらナイス判断で、成犬なのでものを壊すようないたずらもないし、トイレシートの認識もきちんとあるし、とても助かりました。
また、娘がもう小3ですから、娘がちゃんと犬のことを見てくれて戦力になってくれます。
「さっきトイレしたからシート変えといたよ」とか「朝から左目だけよく搔いてるけど大丈夫かな?」とか、私が気づかないこともよく見てくれています。
もっと娘が小さいときに飼い始めていたら、娘の世話+犬の世話でキャパオーバーだったと思います。
そんなわけで、思ったこと↓
これが一番親の負担が少なく、犬にとってもHappyな形で飼える条件ではないかと思います。
我が家が保護犬を飼い始めた経緯はこちらから↓