冬休みに家族で行った伊勢旅行(1泊2日)の続きです。
2日目は伊勢神宮参りとしました。
「一生に一度は伊勢参り」と「おかげ犬」
夫も娘(小5)も伊勢神宮に行ったことがないということで、それは一度は行ってみた方がいい!と思って、今回の観光ルートに組み込みました。
一生に一度はお伊勢参りといいますしねー。
そして調べていくと、江戸時代は犬も伊勢参りしたという言い伝えがいくつもあるそうです。
↓これらの本を読んでみました。
病気などで伊勢まで行けない主人の代わりにお参りする犬は「おかげ犬」と言われたそう。
首元に付けたお金を使って、周囲の人間の助けもあって無事に伊勢神宮のお札を持ち帰ったとか。
(そしてお金は大きく減らず、むしろ途中出会った方がお金を足したりもしていたとか。)
そんなお話が多数あるそうで、伊勢参りをした犬は「徳が高い」と一目置かれていたそうです。
そして豚までも伊勢参りしたという言い伝えもあるそうです。
しかし今は犬の参拝禁止
江戸時代はOKだった犬のお参りですが、今はNGとなっており、犬は足を踏み入れることはできません。
とても残念です。
人間がお参りしている間、愛犬をどうしよう?と思っていたら・・・
内宮近くに有料の預かり所「犬泊」が検索でヒットしましたので、こちらを利用しました↓
体重によって料金が違うようですが、うちの犬3kgだと30分660円でした。
店内きれいでスタッフさんも優しかったので安心できました。
お水は提供して頂け、トイレのお世話もしてもらったようです。
この「犬泊」さんにに近い、内宮のA1,2駐車場に朝9時に停め、犬を預けてお参りスタートです。
(駐車場は平日でもお昼近くなると満車で停めれなくなるという口コミを読んだので、早めに行動しました。)
本来は外宮→内宮が正式なお参りの順番だそうで、皇族の方も毎回この順だそうですが…
申し訳ないけれど、犬預かりと駐車場の都合で逆向きでお参りしました。
ちなみに片方の宮だけをお参りするのは良くないこととされるそう。こちらが分かりやすかったです↓
そしてやっぱり「ブラタモリ」が詳しかったです↓
神聖な場所
伊勢神宮の内宮にまずは行きました。
内宮には天照大御神が祀られています。
青空は澄んで、空気も澄んでいて、木々も青々とし、内宮には良い気も漂っているように感じられました。
私は以前、内宮にのみ参ったことがあるのですが、その静寂さや神聖な雰囲気にかなり感動したんです。今回も同様に感じこの神々しいな雰囲気を嚙み締めましたました。
スピではありませんが神聖と言われる場所好きで、海外でも聖地とされる場所に行くのが好きなんです。
外宮へも行ってみる
内宮参拝が終わった後、駐車場に車を置いたまま、外宮へのシャトルバスに乗りました。
車で行くと内宮周辺の駐車場は満車で停めれそうになかったため、シャトルバス利用としました。
外宮は、私にとっても初めての訪問で、内宮よりはこじんまりとはしていましたが、こちらもよい気が漂っていました。
外宮では、穀物の神である豊受(とようけ)大神が祀られているのだそう。
↑神社の社の横には2013年に遷宮され、現在は空き地になっているエリアがありました。次は2033年にこのエリアに社が移されます。
参拝後は再びシャトルバスに乗って内宮に戻り、犬を引き取って、おかげ横丁散策となりました。
おかげ横丁散策
内宮の門前町である「おかげ横丁」、たくさんのお土産物屋さんが並んでいます。
お伊勢参りがブームだった江戸時代から明治時代の建築物を再現しているそう。昔の人もこんな門前町を楽しんでいたのですね。
おかげ横丁でまず食べたいのは「赤福」!
やはり伊勢では「赤福」は外せないのではないでしょうか?
以前訪問した時も、出来立ての赤福を食べて「こんなに赤福は美味しいの?」と感動した思い出。
お茶屋さん内は犬が入れなかったので、夫と犬の番を交代しながら食べました。
甘いものがあまり得意ではない夫も「美味しい」と言っていました。
プラプラとお土産物を見て、新幹線の時間もあるので後にすることにしました。
娘と夫の感想は・・・
私のおすすめの観光スポットだった伊勢神宮。
しかし夫と娘は「ごめん、良さが分からない!」と。
この良さが分からないのかーと残念になりました。
何事も経験なので、とりあえずこの2人にはヒットしなかったと分かっただけでもいいかも。
家族旅行の行先選びは難しいですね。
ちなみに伊勢神宮は、海外からの観光客は少ないと感じました。
名古屋からも2時間弱、東京や大阪からも離れているので、寄りにくい場所なのかもしれません。
一方で日本人のご年配の方は多かったです。車いすユーザーさんの割合も多いと感じました。