小学校2年生の娘。
学校や習い事でオンライン授業がボチボチと始まっています。
動画のみを視聴する「一方通行型」と、会議システムなどを使った「双方向型」を両方使っていますが、良い面も悪い面も両方感じています。
不満や批判ばかりでは前進することはできないので、今はTry and errorの時期と思って我慢している部分もあります。
ただ長期的に改善がないようであれば、習い事は辞めてしまおう…と思っています。
しかし学校に関しては簡単には行かず。
学校に関しては、簡単に「辞める」とか「他校に移る」とはいかないわけで。
適時要望を出したり、動向を注視してみています。
保護者の中には、今回のコロナ禍でもオンライン学習を推し進めている諸外国と同等にと要望を出す方もいて、確かに日本は全般に遅れてしまっていて残念だと感じていました。
フランス政府の在宅学習の試みが「失敗」の評価?
そんな中、フランス政府がロックダウン後に行ってきた在宅授業について「失敗」とする興味深い記事を読みました。
書かれたのは在フランスの日本人女性で、フランス人で教師をされている旦那様、そして小学生を含むお子さまと暮らしている下野真緒さんという方です。
フランスは休校期間の在宅授業に関して、国を挙げて計画的に準備し対策を施したそうです。
主に利用されたのは、日々の学習教材のダウンロード。それを毎日の課題として子どもたちが仕上げることだったようです。
カメラ授業方式(双方向)もあったようですが、利用するかは教師によって異なり、あまり有効には使われなかったそうです。教師の負担が重いですからね…。
「失敗」と評価され5月には学校再開となった理由
本文に書かれていたこちらの一言↓
結局、3週間にわたる在宅授業の結論として、遠隔授業についてきているのは、自力でできる生徒か、親が勉強を見てくれる生徒だけということが浮き彫りになった
というのは、なかなかシビアで。
オンライン教材や在宅授業のフレームを国が整えさえすれば万事うまく行くわけではないのですね。
そして在宅授業が失敗したこともあり、マクロン大統領は「5月11日から保育園を含め全ての学校を段階的に再開させる」とのこと。
日本の場合、このコロナ禍での義務教育は各自治体にお任せとなっており、徐々にオンライン学習を整備しているところもありますが、フランスの経過からは学ぶ点は多いと思います。