先日ネット記事で研修医からの人気病院ランキングの最新版が載っていました。
今私がいる病院も載ってます。
ふと気付くとここ10年で勤めた病院はどれも人気ランキングにのる病院でした。
こういう病院にくる若手は、成績優秀な意識高い系となります。出身校は関東圏が多いものの、全国津々浦々です。
そのため図らずとも色んな医者を見ることができました。上の先生もそうですが、下(若手)の先生も色々です。
私は卒後数年間は地方で働いていていました。1つの大学がガッツリ支配しているエリアで、その大学の人しかいない閉鎖的なところでした。そのため東京に移ってきてからの多国籍な状況がことさら新鮮に映ります。
そんな出身大学混在の環境に10年くらい身を置くと、
仕事をする上での能力について、学歴はある程度の指標となるけれど、必ずしも相関してないな…ということを感じます。
以下、私の偏見ですが。
開成→理3でも、灘→京大医 でも色んなバリエーションがある。
特に本当のtop of topはすごい突き抜け方で、こんな子が自分の下につくと「私の10年とこの子の1年が等しいのでは?」と思うくらい色々的確なことをサラッとやってくれます。
でも高偏差値校ほど、残念な方もポロッといる。
その点地方国立大医学部卒の方が、粒は揃っていて、規格外な人は少ないです。
私大は高偏差値校はさすが卒ない。悪く言うと計算高いというか抜け目ないですね!
高偏差値校とは言えない私大出身の場合はたいてい親御さんは開業医のパターン。そのためか分かりませんが人当たりはとてもよい子が多いですね。
こういう色んな医学部出身者をウオッチできるのは、なかなか興味深いことだなと感じてます。