2月の勝者、第6話の感想です。
今回は不登校の子が私立中学に向けて塾友と頑張るお話
漫画版でも比較的詳しく描写されていた、不登校の女の子「まるみちゃん」。
年の離れたお姉さんがいて、その子の高校受験で苦労した経験をもつお母さんは、まるみちゃんを「不登校にも理解のある私立に入れたい」と思っています。
まるみちゃん自身も塾になら通うことができ、無理ない学習でそこそこの成績を収めている。
黒木先生は「この子ならもっと上が狙える」と判断、自由な校風がウリの「二葉女学院」に進学した教え子をまるみちゃんと対面させ、「二葉に行きたい」と思わせました。
架空の学校「二葉女子学院」
「二葉女子学院」は実在の「雙葉学園」と「女子学院」を掛け合わせた名前の架空の学校です。
でも「個性を大事にする」「制服を着てもいいし、私服でもOK、メイクも可」という点からは「女子学院」っぽいですよね。
制服がかわいい!とドラマ上の小6女の子たちは言っていましたが、私的には疑問。
実在の「雙葉」も「女子学院」も、もっとクラシックな気品あるセーラーです。
ドラマの「二葉女学院」の制服は、コスプレ的なペラペラな感じがして、雙葉とも女子学院とも似つかない。
イメージと違って残念な気がしました。
不登校でも集団塾には通うことができる?
職場で不登校のお子さんをお持ちのスタッフはちらほらいるのですが、私の知っている範囲では学校はNG、集団塾はOKという例をあまり聞いたことがないです。
やはり集団塾も怖くて行けない、親塾も上手くいかず、個別指導や家庭教師という話はよく聞きます。
(そういえば私が学生時代家庭教師に月15日行っていた子も不登校でした。)
あとは、中学受験は敢えてせず、公立中(やはり不登校)→ N校、S校という例も聞きます。
不登校になってしまった原因、本人の気質にもよるとは思いますが、集団塾は行くことができる子って一定割合いるのかな…。
そもそも義務教育で不登校だと、学ぶ機会を親が設けなければなりません。
時間も手間もお金もその分親にのしかかるというのが大きな問題ですよね。
同じ志望校を目指す塾友
「まるみちゃん」は、同じく「二葉女子学院」を目指す「じゅりちゃん」という子とΩクラスで仲良くなります。
「じゅりちゃん」はおしゃれで積極的な子で、でも公立小では浮いてしまっているそうです。
タイプの違う二人が仲良くなり、ともに同じ学校を目指して頑張る姿に、ウルウルしてしまいました。
二人とも難関校に受かるのはもしかしたら厳しいのかもしれないけれど、受からせてあげたいですね。
連載中の「週刊ビックコミックスプリッツ」では1月校の結果が出ているところまで進んでいるようですが、ドキドキします。
ドラマでは2月の結果まで放送できるのか?
Happy endがいいのですが、これだけリアリティを追及したお話だけに結果は非情なのかもしれません。