授業のスピードは速い
覚悟はしていましたが、娘が通っている中高一貫のいわゆる進学校、英語と国数理社とも授業スピードが速いです。そして学習内容も深いです。
公立だったら高校で習うような事項への布石が常に置いてあるという感じ。
各科目の専科の先生は、中学でも高校でも両方授業を受け持っておられるので、中高の境界なくシームレスに移行させているのでしょう。
中学受験のとき、特に理社は「私が公立中で習ったことか、それ以上の細かいことを中受では扱っている!」と驚きましたが、中高一貫の進学校に入るとさらに進むのですね。
先日授業参観で地理の授業を拝見したのですが、もう知ってますね、分かりますね、という形でさらーっと猛スピードで色んな事項が終わっていました。
生徒たちの処理スピードも速い
「テストまでに○○ページまで問題を解いてきてください、という指示があったから頑張ってやらなきゃ」と娘が言って広げているものを見ると、私からするとギョっとするくらい多い量でした。
「これ本当に全部解かないといけない?苦手なところをやるだけじゃない?」と娘に聞いたら
「全部解くのは当たり前でしょ、クラスメイトは一晩で全部やったって言ってた。そのせいで睡眠時間3時間だって」
とのこと。みんな猛スピードでやりきるみたいです。
「中には、暇だから1冊全てやってしまった、という子もいたよ」と。
娘曰く、学習に対して真面目な子が多く、やって当たり前という雰囲気なのだとか。勉強が好きなんだなーと感じるとのこと。
一方で、やってこない子、いつも未提出の子はいるにはいるそうです。ごく少数みたいですけど。
田舎の公立で育った私から見ると・・・
田舎の公立中で育った私から見ると、中1から本当によく勉強していると思います。
都会の進学校ってこんな感じになのか、という驚かされます。
近年では少子化もあって大学受験は楽なったといわれる一方で、上位層のレベルとなると昔と比べて易化はしていない、むしろ難しくなっている、という話も聞きます。
中1からこれだけゴリゴリしている層がいるのだから、上位の競争は楽になっていないのは納得です。