2025中受(サピックス生)の振り返り記事。
科目別に役立ったものを書いておりますが、今回は理科についてです。
中学受験のrestart (Youtube)
以前もご紹介しましたが、Youtubeに公開されている中学受験のrestartの理科動画がとてもよいです。
二井田高士先生という馬渕教室で灘クラス理科を担当していた先生で、現在は独立され個別指導や家庭教師をされている方が作られた動画となります。
物理分野がスモールステップでとても分かりやすいと思います。
我が家は、小5で習う電流や浮力でとてもお世話になりました。
学問のすすめ-理科の伴走 (動画解説サービス、有料)
こちらは木ノ下翔先生という、灘高卒、元浜学園講師、現在は独立され個別指導塾をされている先生による動画解説サービス(有料)です。
SAPIXテキストのほか、予習シリーズ、浜学園最レに対する解説動画が作成されています↓
↓一部Youtubeで無料で視聴可能です。
SAPIXの理科のテキストにある問題演習、解答解説ももらえるのですが解説がとっても少なく、子どもが一人で理解するのが困難となっていました。
そのためこちらの理科の伴走を契約し小6の8月~1月まで利用しました。
我が家は平常テキストの確認問題の解説として活用しました。おそらくサピ理科のテキスト問題をこんなに丁寧に解説しているサービスは他にはないのでは?と思います。
以下娘による感想です。
<利点>
・平常テキストの確認問題の解説が全てあるのはとっても有難い。
・土特テキストの問題解説も結構ある点も良い。
<改善して欲しい点>
・解説のトークスピードが遅いからいつも1.5倍速にする必要がある。
・問題の□1、□2とかチャプターごとに飛べないので、観たい問題がどこにあるかを探すのが面倒(その点コベツバは目的とする箇所が見つけやすく使いやすい)
・マンスリーテストなどが行われた後に解動画が出るけれど、それがアップロードされるのが遅い。できればコベツバみたいにその日のうちに出るのがベスト。
理科コアプラ、コアプラス+、SS単科の理科
我が家の場合はSS単科で理科をとっていたので、そこで9月以降は知識の総まとめをしていた形でした。SS単科のお陰で理科の勉強時間を強制的に多くとれたのは良かったと思います。
一方でコアプラスやコアプラス+は、小テストで決まっていた範囲で回すくらいしかやっていませんでした。
小6の12月くらいに娘に「理科のコアプラ、コアプラス+をもう1周回しておく?」と聞いたのですが、「コアプラの内容は、自分の受験校の問題と比較すると簡単だからやってもあまり意味ないと思う。それよりは土特とかSS単科の知識問題をもう1回回す方がレベル感が合う」とのことでした。
なので直前期にコアプラをもう1回まわすかどうかは、本人の偏差値帯や志望校によってまちまちなのでしょう。
子ども本人が一番自分に必要なことが分かっているので、親がやることを決めすぎないことも大切かと思いました。
サピの質問教室の活用
娘の場合、サピの質問教室を小6夏から活用し始めたのですが、その時に持って行っていたのは算数と理科ばかりです。
他のお子さんの質問もやはり算数と理科に偏っていたらしく、算数・理科の先生は毎回大変そうだったと。
校舎によって違うのかもしれませんが、娘の校舎では質問した問題に対する解説は、説明しながらA4に手書きで書いてくれて、その紙を頂けるようになっていました。
家に帰ってから再度復習するときもその解説の紙があるおかげでとても助かりました。