中学受験2025についていくつか振り返りを書きたいと思います。
今回はSAPIX生活の振り返り、SAPIXでよかったのか?についてです。
前提としてサピ1本で、偏差値帯としては○○でした
我が家の場合は、SAPIX1本と言える状態だったと思います。
ただし6年生12月・1月に合計6回早稲アカNNの模試(そっくりテスト)を利用させていただきましたが、普段の授業や模試はSAPIXのみでした。
個別指導や家庭教師などは利用しませんでした。
そして6年生でのサピックス偏差値帯は平均すると50後半でした。(αとベット上位のハザマ)
個別指導や家庭教師を付けなかった理由
個別やカテキョについては導入した方が良いのかな?と迷った時期もありました。
しかし入れるための隙間時間がなく(バレエをやっていて時間が全然なかった)、また良い先生に当たるかの博打性も怖かったので結局利用しませんでした。
と同時に、塾のみで合格できるレベルの学校が子供にとって適正なのだろうという考えもあり、使いませんでした。(コベツバなどの動画補助サービスは別です。)
サピ入塾時期はいつぐらいが良かったのか?
娘の場合は、お友達に感化されて2年生からSAPIXに通い始めました。
本人が絶対に行きたいと言うから早い段階から入塾したのですが、本人はその経緯をすっかり忘れていました。その当時の記事↓
受験を終えた今思うと、2年生からの入塾は全く必要なかったです。
成長の早めの子であれば新4年からの入塾、遅めの子(うちの子みたいな)はペースに慣れるために3年生夏か秋から入塾で十分かと思いました。
SAPIXを選んでよかったのか?
我が家はSAPIXを選んでよかったなと思います。理由をいくつかあげます。
理由1:距離が近かったこと(超重要!!)
我が家の場合、学校・(学童)・自宅と、サピの最寄校舎が近かったというのが一番良かったポイントです。
小学校が特殊で遅くまであるので、サピの平常4:30開始に間に合っていたのは、学校・民間学童(着替えやおやつ、荷物保管のために利用)・サピ校舎が近かったおかげでした。
サピ終了が21:00過ぎても、自宅も近いおかげですぐ歩いて帰ることができたのも良かったです。
理由2:本人がサピに愛着を持っていたこと
意外なことに、娘本人はサピを辞めたいと言ったことは一度もありませんでした。
そして高学年になると「学校の授業もサピみたいだったらいいのに」とよく言うようになりました。
6年冬には「サピにまだまだ通い続けたい、受験終わったらサピに通えないのが残念」
受験期には「サピにいるときが一番心が落ち着く」と言い出すまでになっていて、サピ愛が強かった。
理由3:先生や塾システムが程度に淡泊だったこと
サピは冷たいとかよく言われますが、まぁそれは5年生まではそうだと思います。面談もありませんし。
ただ我が家の場合は、本当に受験するのか5年生までは未定のまま通塾していたので、逆に面談や電話などで講師の方から色々言われなくてよかったなーと思います。
6年生になってからは、質問メールを送ればちゃんと親対応してくれることも分かりましたし、また授業中に子供の個性を見ていることも分かりました。
そして授業後の質問教室も、本人が熱意をもっていきさえすれば丁寧に指導してくれることも分かりました。
求めれば応じてくれる、しかし押しつけはしない、という姿勢が居心地よかったです。
理由4:仲間がたくさんいたこと
娘の場合は、学校のクラスでも他校舎のサピに通っている子は何人もいて、お互い仲間として頑張れたことが良かったようです。
また親としては、ネット上(特にXやブログ)で同じ学年のサピ保護者と情報の共有や気持ちの共有もできたことがメリットと思いました。
さらにはサピの諸先輩保護者の方の蓄積した情報も貴重でした。
大手塾だとこういうことが可能ですが、逆に言うと中・小規模塾だと以上の点は難しいのかなと思いました。