秋晴れの先日、犬を通じて知りあったご近所の犬友さんと、近所のドッグカフェにお茶しに行きました。
犬友さん、意外な共通点がある方
その犬友さんは、私より少しだけ歳が上なのかな?はっきりとした年齢は聞いていません。
うちの犬がお世話になった某保護犬団体で、犬の預かりスタッフさんとしてボランティアワークされている方。たまたま家が近かったのです。
犬友さんご自身は、うちの娘と同じ小学校に受験して入り、高校までは内部進学での学園生活を送られたそう。
そして大学、就職、結婚。専業主婦となり、旦那さまの駐在で何度も日本と海外での生活を繰り返しながら2人の子どもを育て、今は巣立っていった状態なのだそう。
その方の実妹さんは女医さん、しかもうちの娘が今通っている中学・高校の卒業生と。
重なる部分が多くて、色々と女性の半生について考えさせられました。
外で働くのが幸せか、主婦が幸せか?
女性は、外で働き続けるのが幸せなのか、それとも家庭に入って専業主婦として家族のサポートに当たるのが幸せなのか?
これは全く持って答えのない話です。
たとえば件の犬友さん、専業主婦とは言っても、日本と海外を数年おきです。旦那さまをサポートしつつ、その度ごとに海外で子供たちの学業環境や交友関係を整え支援するのは、とても大変だったと思います。
しかも自分の好きなタイミングで、とか、望む場所でというわけではない海外生活。
「一生懸命家族のケアを頑張ったけれど、今や巣立った子供は男の子ということもあり、ぜんぜん家に寄り付かないの、女の子だったら違ったのかな?とも思うけど。何か私方針を間違えていたのかな?という気分よ」と。
「けれど、日本で医師として働きながら子育てしてきた自分の妹を見ても、それなりに大変なのは見えてしまって。専業主婦であるだけ、自分は少しは楽なのかなと思ったりする」と。
いやー、これはどっちが楽とか、それは全然ない話だと思うのです。
どっちも大変。
どっちもその立場でしか味合わない大変さがある。
平日の時間の使い方は羨ましいなと思う
今回この犬友さんとお茶できたのは、偶然平日の午後に会えたから。
たまたま午前中に娘の学校行事で、1日お休みをいただいていた日だったのです。
犬友さんは、ご近所のおいしいお店とか、新しくできたお店とか、動物病院の評判といった情報にとても詳しくて。
そしてお犬ちゃんのケアもとてもよくしていて、犬だけでお留守番というのもほとんどないそうです。お犬ちゃんも「手をかけてもらっています」感が出てます。
犬と一緒にされると気分を害する方もいるのは承知で言うと、これって未就学児も一緒で、専業主婦家庭で、幼稚園で短時間の集団生活しかしていない子って、幼少時こういう「手をかけてもらってます」という雰囲気を身にまとっていますよねー。
そういう平日のお昼間、時間がある生活、あらためて羨ましいなと思います。
「いつまで常勤で働くのだ?」問題再び
最近数か月おきに「いつまで働くの」問題が、命題のように降りてきます。
少なくとも週5常勤ではなく、週3-4回くらいの働き方に10年後にはシフトチェンジでもいいのかも?と思ったり。
実際以前一緒に働いた先輩たちも、勤務医であっても50代くらいから働き方を変更した実例がいくつも。最近もありました。
でも本当は週3-4回勤務の働き方こそ、子供が未就学児~小学校低学年の時に選択したかったな。
一方でそういった若い時期に緩い働き方していたら、今のポジションには居れなかった可能性は極めて高いわけで。本当に何が正解なのか、分かりません。
今や子供も私のサポートはほとんど必要としていない状況なので、平日時間があったとして何をするか?になりますね。世の中のために、犬友さんのように保護団体でボランティアするのもありだけど、それだったらわたしの場合、医師として働いた方が世の中のためになるはず。
となると、自分の健康状態に問題がなければペースを落としつつも医師としての仕事を続ける方がベターなのかなと。
@7se77ko