ワーママが思った通りに働くことができる時期っていつなのでしょう?
現在小学校3年生を抱え、ワーママ歴9年目の私が、自身と周囲の先輩をみて考えてみました。
0〜3歳のとき
これは間違えなく「思うように働けない」時期。
発熱などのトラブルで保育園からお迎えコール、そこから解熱しないために数日看病せねばならない、なんてザラです。
ここは無理せず、周囲に甘えたり、お金で解決できるシッターなどを活用する時期だったと思います。
3〜6歳の未就学児のとき
ここがよく「ワーママが一番働きやすい時期」「お金も貯めやすい時期」と言われていますが。
確かに子供はトイレも食事も自立して、言葉も上手になるためお世話自体は一気に減ります。
体も丈夫になります。
けれどここは「習い事課金」のスタート時期でもあります。
幼児なので、ちょっと習い事させるとグングン吸収するため、ついつい色々させたくなる。
また教育を考えて、ワーママでも幼稚園に移る人も出てきます。
そして小学校受験を考えた場合は、お教室にいくつか通ったりと、送迎のために勤務時間をセーブする必要も出てくるパターンも。
この時期は教育重視のワーママは、やはり思うように働けないですね。(←あ、私のことです。)
逆に「未就学児のうちは教育不要」「習い事なんて不要」と割り切っているワーママは、一番働きやすい時期です。
小学校低学年
小1の壁が立ち上ります。
とくに今までワーママに優しい保育園にいて、かつお子さんに学習系習い事をさせていなかった場合、その壁は高く感じるようです。
宿題させるだけでも大変と聞きます。
逆に親の出番が多い幼稚園出身だったり、未就学児のうちから学習系習い事をさせておいた場合は、小学校の壁は高くないです。むしろ楽になる。
そしてここからは、子供自身のキャラによって、親の手のかかり具合が如実に違ってきます。
不登校になったり、発達障害が発覚したケースは、子供に時間を割くしかなくなります。
ワーママが仕事を辞めずに、もしくはセーブせずに働けるかは、子というガチャ次第です。
小学校高学年
中学受験をするかどうか、またするならどこまで親が並走するかによってワーママの働き方が変わってきます。
なかには受験にある程度関わりたいから、仕事を辞めるとか、常勤を辞める方も出てきます。
子どもが自立しているケースや親の関与を嫌がるケースは関わりようがないのですが、ある程度幼く親の関与を受け入れてくれる子の場合、ついつい熱が入って仕事セーブになりがち。
働ける時期、結論
そんなわけで、結局ワーママが思うように働けるのは、
幼児教育に熱を入れない場合は、3歳~小学校入学前まで+入学後2か月くらい経ってから、
幼児教育に熱をいれた場合は、小学校入学して1か月くらい経ってから、
ではないかなと思います。
そのあとは中学受験にどれだけ親が並走するかで、仕事に割ける時間は変わってくるはず。
管理職になった方が融通が利く
管理職で自分に部下がいた方が、時間の融通が利きやすく働きやすくなります。
自分に(ある程度)裁量があるので、いちいち上の人に確認しなくて済むので時短にもなります。
私も一応管理職なのですが、
ファーストコールは若手にいき、新しいこともとりあえず若手が進めておいてくれて、私はそれをチェックしたり訂正する役割が多く、自分で一から進めるということは少ないです。
これだと「ちょっと保護者会あるので抜けます、進めておいてください、その分は明日チェックします」が有効なので助かります。
できるなら子どもを持つ前にキャリアを積んで(医者の場合はちゃんと研修して専門医を持っておく)、
常勤を辞めず(これが一番大変なのですが「かじりつけ!」と職場の先輩ママには言われました)、
待遇がよい転職の話があったら乗り(私の場合は子1歳のころに乗っかって本当によかった)
管理職のお話があったら引き受けておいた方がいいと思います。