先日、新国立バレエの子供向け夏休みプログラムを鑑賞してきました。
毎夏行われている新国立バレエ団の「子どものためのバレエ劇場」
新国立劇場では毎夏子ども向けの振興プログラムがあり、オペラやダンスでも演目がありますが、バレエに関しても行われています。
花子さんは4歳夏に、この新国立の「子どものためのバレエ劇場」でバレエ鑑賞デビューしています。
当時のブログ記事はこちら↓
振り返ると今から5年も前のことです。
振り返ると、キエフバレエ、東京バレエ団、Kバレエの子ども向けプログラムを見に行った年もありました。
しかし、すでに大人向けの通常演目を楽しむようになっている花子。
ここ2年くらいは「子どものためのバレエ」というものには足を運んでいませんでした。
ペンギンカフェのあらすじ
今年の演目「ペンギンカフェ」は、絶滅危惧種の動物の保護を訴える内容です↓
劇場内ホワイエには、国立科学博物館から借りて来られたパンダ(カンカンとランラン)とトキの剝製も展示されていました↓
第1部は、都立動物園園長などを歴任した成島先生をお迎えして、絶滅危惧種についてのトークショー。
子どもにもわかりやすい平易な言葉で、スクリーンに投影した映像を交えながらのお話でした。
第2部が、いよいよバレエ。
オケはなく、録音音源を元に踊ります。
絶滅動物と、絶滅危惧種に扮したダンサーたちが、それぞれの動物らしい動きをモチーフにして舞う。
途中暗転し、それらの動物が危機にさらされ、死を暗示する場面に。
そして最後は「ノアの箱舟」にそれらの動物が乗って、去っていく。
(以前鑑賞した子供のためのバレエでは随時ナレーションが入っていましたが、今回は一切なしでした。)
花子の率直な感想
小4花子さんの率直な感想は「ストーリーがイマイチはっきしなかった」。
とくに「ノアの箱舟」がよくわからなかったようです。
花子さんは「普通の長いバレエの方が面白い。オーケストラが伴奏するバレエがいい」と。
そして「もう子どもバレエは行かなくていい」という言葉まで出ました。
これも成長ですね…。
ちなみに客席は、大人だけで来ている方も目立ちましたよ。
我が家はもう訪れることはないかもしれませんが、「子どものためのバレエ劇場」のための名誉のために言いますと…
・お値段がリーズナブル(子ども2750円、中学生以上の大人5500円)、
・上演時間も短い(休憩込みで90分弱)、
・子ども連れのお客さんが多いので気楽、
・4歳以上から入場できる、
というメリットがたくさんありますので、小さいお子様の場合とても良いと思います。