ロイヤルバレエ団の来日公演ということで、昨日娘(中2)と行って参りました。
「ジゼル」渋谷NHKホール初日、マリアネラ・ヌニェスの回です。
重力が消えた?漂うような霊
ロイヤルバレエ団のプリンシパル マリアネラは今年44歳だそう。
そして彼女の得意とする演目の一つは、このジゼルだそうです。
期待してチケットを取ったのですが、期待以上でした!

2幕は死んでしまって霊になっているのですが、そこでの動きが素晴らしい。
恋人だったアルブレヒトとの踊りでは
体重がないの?重力がなくなっているの?
浮遊しているの?
という霊の存在を体現したような舞でした。
本当に一体どうなっているのか分からない動きでオーケストラの音にも的確に合っているんですよね。
存在そのものが透明感に溢れていました。
自分を騙していた恋人アルブレヒトを恨むことなく、より深い愛で包み込み許すという、菩薩のような心を感じました。
彼との愛を貫き、自分自信が他の人と結婚させられないためにも、
また彼が元々の婚約者と結婚するのを見ないためにも、
ジゼル自身は死ぬのが一番の方法だと悟りきっていると感じました。
その他の霊(ウイリ)たち、そしてウイリのボスであるミルタ(ルティシア・ディアス)役の方も素晴らしく、
バレエのポアントって、この世のものではない存在を表すのに向いているなと思いました。
ちなみにウイリたちとして出演されていた方は、日本人の方数名いらっしゃいましたね。
やはり来日公演だからロンドンから来るにしても、日本人キャストを少し多めにされるのかな?と思ったりました。
娘が「ずっと本で見てきた人だ」と
娘、今回の終演後いたく感動して「来てよかった」と何度も言っておりました。
こんなに喜ぶとは思わなくって、
今回チケット取ったことは伝えたけれど、誰が主演とかは娘に言わずに連れてきたんです。
言っても分からないだろうと思ったから。
ところが1幕終わった休憩のとき娘が「この人のこと、小さい時から本で見てきたから知ってる」と。
パンフレットに書いてある後の方達のお名前を見て「この日の主役の人も知ってる、本で見た」と。
本というのは、小さい頃から愛読していたこちら。「バレエの世界へようこそ」
これにマリアネラやが写真で何度か出ていると↓

↓Amazonでみると現在販売のものは2023年出版。表紙の写真が違うので中の写真や内容も違うのかも?
そして「今回の来日プリンシパルは、たとえばサラ・ラムも本の中で写真が何枚も使われていたよ。10年くらい前の本に載ってるわけだから、みんな長く活躍しているんだね」と。
自宅に戻って本を取り出し確認すると、娘の言った通りマリアネラの写真は何枚か使われていて、そしてまさに「ジゼル」のページはマリアネラでした↓

娘の記憶力に驚くと言うか、好きなことの吸収力は凄まじいと驚くと言うか。
言っても分からないだろうと思って今回の主演について事前に伝えなくてごめんね、と言う気持ちに。
むしろ知らなかったのは私の方でした。
来日公演また足を運んでみたいと思います
ロイヤルバレエ団の来日は、基本的に3年に1回ペースだそうです。
円安や日本の国力ダウンなどもあるので、この頻度がずっと続くわけではないかもしれない、という心配はあります。
けれど、次の来日もぜひ観に行きたいと思っています。
客席は3階席まで満席だったと思います。ざっと見たけれど空いているところが分かりませんでした。
そしてバレエ関係者も多い印象でした。
姿勢、足の運び方、顔から首のラインで、バレエの先生なんだろうなと言うのが分かりますね。
グッズ売り場は大混雑
ロイヤルバレエ団の来日グッズは、来るたびに違うものになっており、1回買い逃すと次は同じものがない、という情報をSNSで読みました。
そのため開演前に娘と並びましたが、結構な混雑っぷり。
列に並んで開演ギリギリ5分前に購入できました。
バッグ緑が5000円、ピンクはなんと8000円!!パンフレットは2500円でした。

緑のバッグはジゼル、しかも主演者が多国籍なバージョンとなっていて、個人的にはお気に入りです。

