【カワイ音楽教室】体験レッスンの様子と入会の決め手

カワイ音楽教室(小4~小5)

ヤマハ音楽教室からカワイ音楽教室に1月から移動した花子さん。

見事なまでに大手から大手・・・

12月に受けたカワイの体験レッスンの様子をレポします。

レッスン形態

我が家のご近所の、習い事系雑居ビル内にカワイ音楽教室は入っています。

防音レッスンルームが10部屋。KAWAIのグランドピアノが置いてある部屋がほとんどで一部アップライトピアノです。

エレクトーン+アップライトピアノが主だったヤマハ音楽教室とは雰囲気が違います。
カワイピアノの最高級ラインShigeru Kawaiのグランドもありました。さすが。

カワイ音楽教室では小学生以上はグループレッスンなしの個人レッスンのみ。

30分毎に生徒が入れ替わる形で、皆さん自分の担当の先生の部屋の前で待ちます。

平日夕方の時間でしたが、8~9割埋まっているようでした。

レッスン室に親子で入る

先生に名前を呼ばれ、親子でレッスンルームの中に入りました。体験レッスンも30分間です。

ネットで体験レッスンの枠を確認して申し込んだのですが、事前に先生ご本人から電話を頂いていました。

電話口で、今までヤマハのグループレッスンを6年間やっていたこと、ヤマハのグレードテストを受けてきたことなどはお話済みの状態でした。

ヤマハで今弾いている教本を持ってきてほしいとのことだったため、それを持参しました。

花子さんに、まず今ヤマハでやっている曲を弾いてみて、とのことで、花子はレパートリー6の「おもちゃの兵隊のマーチ」を弾きました。

そして先生からカワイの教材「サウンドツリー4B」の1曲を初見で1曲弾いてみるように言われ、片手ずつ弾きました。

先生は終始花子に向き合ってくださって、丁寧でした。

先生から教材についてのお話

先生は「弾いてみてもらったら、お電話から予想したよりもレベルが上でした」とのこと(リップサービス?)。

先生のご説明によると、

「カワイだと独自教材<サウンドツリー>を使うのですが、今弾いてもらった感じだと<サウンドツリー5A>相当です。

<サウンドツリー4Aか4B>相当と思って、今日は<5>を持ってきていません。

でも、テキストが<5>だとレッスン料金が一段上がるんですよ!

<4B>からスタートだとお値段抑えられるし、お子さんにとっては簡単なので心理的ハードルも低くすることができます。

なので<サウンドツリー4B>から開始にしませんか?

というご提案でした。

我が家はハイレベルを目指しているわけではないので、それくらいでもいいかな?と思いました。

カワイのグレードテストとヤマハのグレードテストの違い

グレードテストについても説明がありました。

「ヤマハのグレードテスト「B」は、聴奏やカデンツ理解が小学生のうちから問われますよね。

カワイのグレードテストは、そういった理論は6級以上でないと項目に含まれません。

6級は指導者レベルで、小中学生が受けることはないです。

カワイでは小学生レベルのグレードテストは、課題曲が2曲弾けたらOKなんです。」

グレードテストもヤマハ・カワイで違いがあるのだと初めて知りました。

そしてカワイはテキスト1冊が終わるタイミングでグレードテストを受けるのが原則だそう。

高学年以上の子は受験との関係でどうなる?

先生に小学校高学年~中学生の生徒さんがどのような形になっているかも聞いてみました。

「このあたりだと中受する生徒さんは辞めるか、月2回程度のフレキシブルコースになるか、ですね。

塾が忙しく全く練習せずにレッスンに来るお子さんもいます。

このピアノの時間が息抜きというか、おしゃべりだけして帰るお子さんも実はいます。」

ということ。

「フレキシブルコース」確かにカワイのHPでみました。大人限定と思っていましたが小学生でも使えるのですね。

「小学生でいきなり最初からフレキシブルコースというのはNGですが、6年生なら仕方ないかなという感じ認められていますね」と。

なるほど。良いことを聞きました。

先生、近さ、時間枠にメリットを感じて入会

上記のような体験レッスンを受けて、すぐに入会を決めました。

決めた理由ですが・・・

まず1点目、先生が丁寧で親切だったこと。

花子にとっても丁寧に感じたようでレッスンの最後で「この先生に習う」と言っていました。

比較して申し訳ないのですが、以前同じカワイの教室で体験レッスンを受けた別の先生とは全然違って、親としても好感度が高かったです。

そういえば以前体験レッスンを受けたカワイの先生は「アップライトピアノ必須」と言って購入を勧めてきたけれど、今回の先生は一斉セールスがありませんでした。

2点目、家から近い

こちらのカワイは自宅から近く、レッスン時間と往復を合わせも45分以内で行って帰ってこれます。

通塾曜日が増えて忙しくなる新5年生にとっては、45分以内で済むというのはメリットが大きいです。

もともとヤマハは往復とレッスン時間を合わせると2時間半はかかっていましたから、差は大きいです。

3点目、曜日・時間がちょうどよい

カワイの場合、生徒を募集している曜日・時間はHPで確認でき、そこから申し込む形です。(最寄りの教室では空き情報は毎月アップデートされていました。)

そんなわけで個人の教室と違って、最初に曜日と時間ありきで申し込みができます。

これは他の習い事で忙しい我が家のような家庭にはとてもありがたい。

おそらく新6年になるとき(1年後)は再び曜日・時間変更しなければならないと思いますが、同じ教室内でシステマチックに変更できそうです。
(同じ先生は無理かもしれないけれど・・・)

カワイ音楽教室のデメリットは・・・

カワイ音楽教室のデメリットは費用の高さだと思います。

我が家の近所の個人の教室であれば、月4回(1回30~45分)でお月謝7000円くらいからあります。

しかしカワイの場合は月4回(1回30分)で1万円となります。(施設使用料を含む。)

テキストレベルが上がると1000円以上レッスン料があがります。

そしてグレードテストの度にテスト費用もかかる(2000円~5000円、レベルによるが花子さんが今後受けるグレードは4000円以上かかる)。

ここは悩ましいですが、我が家は近さと時間枠の方によりメリットを感じて、デメリットは一旦目をつぶることにしました。

そもそもヤマハだって毎月1万円強、プラス電車代かけて行ってました。
グレードテストも2年に1回でしたが7000円強かかっていました。
それに比べると若干コストダウンかも?と感じます。
でも大手はやはりお高いですね。


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