【インフルエンザ】予防接種枠が既に一杯って、そして小児2回接種問題も

世の中のこと

新型コロナウイルス流行下でのインフルエンザ予防接種。

報道でも「早めに予防接種を」と呼びかけているためか、皆様の意識が高まっているためか、予約が一気に来ています。

私の勤務先では10/1から予約スタートしたのですが、週が明けた10/5にはもう定員いっぱいで予約不可になりました。

ビックリしたのですが同僚に聞くと
「かかりつけの小児科で子供の予約を取ろうとしたら、10/2の時点で締め切られていた。元から人気のあるクリニックは軒並み締め切ってるみたい。仕方ないから普段あまり行かないクリニックで予約した」 と。

幸いうちの娘に関しては、9月下旬に近所の小児科クリニックで予約済み(ネット予約)をしていました。
しかし再度クリニックのHPにアクセスすると「新規予約不可(ワクチン在庫なし)」と書かれていました。

ほー。

マスクや、トイレットペーパーの買い占めが起きたように、インフルエンザワクチンに関してもみなさん一斉にダッシュをかけてしまったということなのですね。

必要量が供給されるのか?

ちなみに厚生労働省のHPによると、
「 2020/21シーズン向けのインフルエンザワクチンは、 4価ワクチンに変更された平成27年以降で最大の約3,178万本(最大約6,300万人分)を確保できる見込みです」
と明記してあります。

さて、この量で本当に打ちたい人、必要な人に行きわたるのか? 若干心配ではあります。

小児の接種回数は2回なの?1回でもいいの?

ワクチンの供給量が足りるかどうか分からないため、日本小児科医会は、供給がひっ迫した場合などに限り、9歳以上の子どもなどへの接種回数を今シーズンは、原則とされる2回から1回に減らすことも検討するよう全国の小児科医に呼びかけています。

インフルエンザワクチンの接種量は、3歳未満は1回0.25ml、3歳以上(成人も含めて)1回0.5mlです。
つまり3歳以上の小児が2回接種から1回接種に回数を減らせば、その分多くの人接種が可能になるのです。

これには理由があって、WHOでは生後6か月から8歳までで前の年に接種を受けている子どもや、9歳以上の子どもについては、いずれも1回でよいとされていることから来ています。

実は小児における2回打ちの必要性については医学的エビデンスが明白ではないのです。
ただ日本では習慣的に小児2回が定着している、と。

実際2回にする?1回にする?どうする?

実はWHO基準のことは前々から知っていたので、うちの娘に関してはWHO基準を適応しするとして、0歳の時は2回打ったけど以降は毎年1回しか打っていません。

問題ないかと言われれば、予防接種を受けてもインフルエンザにかかった年もあったし、かからなかった年もあったし。
ただ幸いにもうちの子は重症化したことはないな、と。

しかし世間一般では、医者に薦められて1回しか打たなかった場合に重症化したとき、親御さんから医師が責められるというのは目に見えます。
だから普通の小児科医は「1回でいいです!」と強く言えないのでは・・・。

結局は親御さんの責任において、1回接種か2回接種か、お子さんに不利益がないよう決めていただき、医者はその判断を尊重するしかないと思います。


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