新型コロナウイルスですが、勤務医や開業医の感染、看護師の感染、保育士の感染、老人保健施設の感染が次々と報道されています。
医療福祉系の直接人に触れる仕事の宿命ですね。
新型コロナは今のところ医学雑誌上の報告では、死亡率はそれほど高くない。
だけど世間一般では強い不安感は払拭されていない。
そのため医師や看護師に感染が確認された病院は、今のところ外来機能をある程度制限せざるを得ない状況です。
院内感染は防がねばならないから。
私も今かかったら、陽性だったら、勤務先に迷惑をかけてしまうなーという思いでここ1ヶ月過ごしています。
今の状況では病院名を報道されます。
病院名報道は、病院にとってはかなりの痛手です。
特に都会は周りに競合病院はいくつもあるので、かかりつけの患者さんだって逃げてしまいます。
その分の減収額はかなりの額です。
私の業務の内容も、コロナの一件で期間限定ではありますが変わってきました。
防御も1段と厳しくなりました。
やはり医者の仕事は綺麗な仕事ではないなと思います。
飛沫では結核感染のリスク(これは忘れた頃に衝撃的な症例がきます)、針刺しでB型C型肝炎やHIVのリスク…
その辺りの覚悟が必要なこと、今回の件でも改めて感じます。