以前の職場でお世話になった先輩医師数名に会う機会がありました。
仕事のことに加えてプライベートなことも話題に挙がったのですが、なんといっても「子どもの教育費」問題！
先輩のお子さんたちは、私たち世代よりも年上。なので子どもが社会人になるまで色んな実例を聞きました。想定よりも多くかかるパターンの方が多いのでは？という印象。
どこから私立ルートに入るかでお金のかかるスピードが違う
教育費は子どもが私立の学校に入ったらドンっとかかります。
都内だと・・・
私立小学校の学費は年150万円前後、私立中学校～高校は年100～120万円前後、
私立大学文系は130万円前後、私立理系150〜200万円、医学部なら300万円以上。
どこから私立コースになるかでかなり悩ましいことになります。
もちろんオール国公立ならば比較的リーズナブルに済みますが、なかなかそうはいかないです。
早い段階（小学校）から私立だと、「ずっと教育費がピーク！」状態となります。
けれどそれを一気に凌駕する最大の山は「私大医学部」と「留学（奨学金ほぼなし）」だそうです！
確かにすごい高い山です。
私立の学校に通っている上に、プラスの塾代
ずっと私立生活のなかで悩ましいのは、学校だけで学習が完結せずに塾にも通う必要があることではないでしょうか？（もちろん優秀だったり、内部進学だけを目指しているから塾なしで大丈夫な子もいます。）
私立の授業料にプラスして塾代、という重み。
中学受験なら、大手塾に通えば小6で年120万円以上。
高校受験も、大学受験も、塾や予備校などで年100万円以上という話。
そして医学部専門予備校に行くと、かなりお値段が跳ね上がり年300万以上の世界線だとか。
教育費いくらかけるか悩ましい
子どもの教育費、かければかけるほど効果があるかというと、決してそうではない点が悩ましいです。
そして子どもが複数人いる場合、長子だけにかけすぎないというバランスも難しいですね。
特に兄弟間で成績にばらつきが大きい場合、なかなか平等にはしてあげられないみたいです。つい成績不良な子の方にお金をかけてしまいがちなんだとか。
我が家の場合、一人っ子なので兄弟間のバランスという問題はないのです。
けれど無制限にお金はかけられません。
一番良いのは自宅から国公立大学に通うというお得なパターンですが、それ以外の可能性も十分に考えてお金を算段しなければなりません。
電車で1時間程度で通える国立大に進学しても、結局大学生活の忙しさで後半は一人暮らしさせることになったという実例も耳にしました。結局一人暮らし代のために想定よりも月＋15万くらいかかっているそうです。
我が家の場合、投資や株などにお金を入れるのもいいけれど、もう5年後には大学受験。
その時に現金に困らないように、少しずつ利確したり、手元に現金を残しておくのも大事だと気付きました。
@7se77ko