最後の受験に向かう
11月の私立小の試験は長いようで短いです。
そして合否結果も数日以内に届きます。
学校によって朝早かったり、試験項目が違ったり、絵画が合ったり、運動考査もあったりと、問われることはバラエティー豊か。
おまけに行動観察という、準備してもその日のメンバーによって臨機応変さが求められるものもあります。
最後の試験のために一人教室へ入っていく姿は、小さい背中ながら本当に頼もしく思えました。この背中に色々背負わせてしまったことを「親のエゴ」と言われたら十分な反論はできないかもと思いました。
合否はともかく、予定していた日程を最後までこなしたことだけでも5歳の身としては素晴らしいことだと思いました。
最終的な進学校を娘に伝える
そしてすべての結果が出て、受験を決めた一番最初に夫婦で話し合った通りにしました。
○○小学校に決めたよ!
○○小学校の先生からぜひ来てねって!
とだけ告げました。他の学校の合否には触れません。花子の反応が心配でしたが。
そっかー!
○○小学校か!よかった~
ホッとした表情を浮かべ、すんなりと受け入れてくれました。
受験した学校は全て花子が嫌がっていないところにしたのですが、花子がどの学校を一番気に入っているかはよく分かりませんでした。
試験次第なところもあるので、花子も無邪気に「○○が1番いい」とは言えなかったんだろうと思います。
そのため親が決めた最終的な進学先を受け入れてくれるか心配があったのですが、あっさりと受け入れてくれて安堵しました。
進学先決定後は、他校のことは一切口にしなくなった娘
花子はその後は他の受験校のことは一切言わなくなり、親に合否についても尋ねてきません。
私たち夫婦も一切他校のことは話題にしません。
それは合格をいただいたけど進学はしない学校に誤った優越感を持って欲しくないから。
また不合格だった学校に劣等感も持ってほしくないから。
私たちが教えないと花子が分かっているからなのか?
それとも聞いても意味がないことだと自己判断したからなのか?
聞いてこない理由は分かりません。
ただそんな様子を見ると精神的成長を感じるとともに、「早生まれ5歳児をちょっと無理させ成長させすぎたかな」と思ったりもします。
花子が大人になったら、「小学校受験の時、実はこうだったのよ」と伝えてあげたいなと思っています。
けれどまだ私たち夫婦の胸にだけしまっておきます。
\受験を通じてわかったこと/
・もし、もう一度お受験をやるならば?
・年長10月は、親が一番辛かった時期
・所作や躾は、結局地道にやるしかなかった

