子供のタイプは色々ですが、うちはペーパーの指導よりも巧緻性や制作・絵画の指導の方が親として難しかったです。
10月の直前期になって「もっと対策に時間をかけるべきだった」と思ったのはペーパーよりも巧緻性や制作でした。ペーパーよりも習得に時間がかかりました。そして親子バトルになるのも巧緻性の方でした。
特に女子に関してはペーパーも巧緻性も求められるレベルが高いです。実際周りを見ていても綺麗に仕上げてきています。
教室の参観授業で見ていると、ペーパーの出来と巧緻性の出来は比例していました。地道に練習されてます。
切る貼る折る結ぶは、丁寧に確実にしておきましょう。
うちの子は年長になったばかりの段階でハサミの切りあとがガタガタでしたので、それを滑らかにするのに時間がかかりました。
某女子校は切りあとを先生が指でなぞってガタツキがないかをチェックして採点するそうです。目で見て滑らかに見えても、指で触るとちょっとした乱れが気づかれてしまいます。怖いですね・・・。
お受験専用のアトリエ教室に通っている方もいましたが、我が家は送迎困難で自宅で対策でした。お教室でも指導される時間が(少しですが)ありました。 ハサミ、紙制作、切る貼る折るは、こぐま会の教材が安価で使いやすかったので愛用していました。
制作自体は苦手ではなかったので、息抜きがてらやっていました。
制作についてはこちらの本を見ながら、娘が興味を持ったものを息抜きがてら作りました。受験が終わった今でもこの本大好きで本棚から出しては作ってます。
お受験アトリエ教室が販売しているキットも利用しました。キットは画用紙、紐、モールなど、必要な物品が全て道具がそろっている点が有難かったです。
また制作に関しては夫が乗気だったので、私が仕事で不在の夜に代わりに一緒にやってくれたので助かりました。
粘土についても取り組みました。
おそらく数年に一度粘土が出るくらいの学校が多いと思います。出題頻度が低いから対策しないというわけにはいかず、それなりに取り組ませました。結局我が家の受験校はどこも出ませんでした。
絵画はもともと苦手ではない子だったので助かりました。
絵画についてはこのような本でいろんなモチーフを書く練習をしました。もともと自由に絵を描くのは好きななのですが「○○を描いて」と強制されて描くのは嫌がってました。その気持ちはわかるので無理強いはしませんでした。
できた絵を夫に褒めてもらうとモチベーションアップするようなので、夫にも協力してもらいました。
試験的テクニック的には手早く画用紙全体に描いて塗る訓練が必要です。また「とにかく大きく書く!」ということも大切なようなので徹底させる必要がありました。
スケッチブックをたくさん買って、クレヨンやクーピー、ポンキーペンシル、水性ペン、油性ペン各種を取り揃えて、気が向いたらいつでも描ける体制にしておきました。
↓ポンキーペンシルは慶應で出た画材でお受験的には持っている方多いと思います。クレヨンとクーピーの間のようなタッチで描きやすいです。