娘のために欠かさず録画しているEテレ「地球ドラマチック」
放送は、Eテレ土曜19:00から、再放送は月曜0:00から(日曜深夜) です。
この番組、子どもが社会や理科に目を向ける番組として素晴らしいです!!
クオリティの高いドキュメンタリーです
内容は海外で作成されたドキュメンタリー番組に日本語吹き替えを付けたものです。
扱うテーマは、宇宙、建築、歴史、動物、教育などさまざまで、基本的には1回完結です。
そんななか、先日の「ヒマラヤの雪山を越えて~子どもたちの里帰り~」は感動しました。
その内容は↓(公式ページからの引用です)
『人里離れたヒマラヤの村に生まれた子どもたちが、教育を受けられるよう作られた寄宿学校がカトマンズにある。ここでは4歳から16歳までの子どもたちが、生活を共にしながら勉学に励む。彼らの故郷は遠いため、卒業するまでの12年間、親と会うことはほとんどない。番組では、卒業を間近に控えた3人の生徒の、初めての里帰りに密着。何日もかけて山を越え谷を越え、たどり着いたわが家で見た光景とは…(イギリス2019年)』
涙なしでは見れませんでした
故郷より明らかに快適な首都の寄宿舎で暮らしてきた子どもは、「一度も会いに来てくれないのは愛されてないから?」という疑問を持ちつつ里帰りします。
里帰りの道中があまりにも険しかったり、雪深かったりして、親や家族が一度も会いに来てくれない事情を呑み込む子ども達。
衛生的とは言えない故郷や古いしきたりの残る我が家に直面して戸惑う。
劣悪な生活環境からわが子を切り離すには「教育」しかない、と考えて幼い子を寄宿舎に預けた、残念ながら教養とは無縁で生活してきた親の心を知る。
そして教育を受けた自分たちは、みんなのために還元するようにしなければと思う。
再び寄宿舎に子供を見送る親の姿は、涙なしには見れなかったです。
娘がどう感じたのかは分かりませんが、世界には学ぶことすら大変な国々もある、学校に行かせてもらえることは当たり前ではない、と知れたのはとてもよいと思いました。
そんなわけで、地球ドラマチックお勧めです。