【本】中学受験、算数の成績が上がらない理由(1)

教育本の感想

先日、安浪京子先生のこちらの本を読みました。

京子先生は算数のプロ家庭教師であり、家庭教師派遣会社の代表です。

プレジデントfamilyなどの雑誌記事でチラチラと目にしてました。

書店にも沢山本が並んでいて、人気ですね。

実は菅野美穂と見誤ってました

どうでもいい話ですが、最初京子先生のお写真を見たとき

こんなところに菅野美穂?

と誤解してビックリした覚えがあります。

今回、経歴がの一部に「お天気お姉さん」とあり、腑に落ちました。

華のあるお顔立ちで、大勢の人の前に出るのに向いているキャラクターですね。

以下、本文中で気になった内容を書き留めます。

公文かソロバンなら、公文の方がいい

公文の方がいいというのは、京子先生の個人の幼少期体験からそう思っているそうです。

うーむー。多分人によるのでは。

私は公文をずっとやってきたので、公文の方が合う子が多いとは思います。

今は娘にソロバンをさせており感じるのは、ソロバンは思いっきり右脳系。

ソロバンは合うと無敵だけど、かなり人を選ぶということ。

そして京子先生も指摘されていましたが、ソロバンには通分や分数の掛け算割り算は出てこないという問題もあります。

計算に学年の壁はないので、早めに6年生までの計算だけはできるようにしておくとよい、という話は納得しました。

なぜそのように解いたのか、キチンと説明させることが大事。

京子先生の授業は「どうしてそう解いたのか」「なんで?」の連発だそうです。

きちんと説明できない解法は、なんとなくの理解や偶然合っていただけ、ということもある。

解き方を客観的に説明できるくらいでないと真に理解したと見なせない、と。

これは家庭でも取り入れられるやり方だなと思いました。

褒めるのはこまめにおおげさに、叱るときはガツンと一発で、あとを引きづらない。


これは親として気をつけねばと思いました。

ついついできていることは当然とし、評価してあげてないことが多いです。

褒めるときのポイントは、点数や偏差値を褒めないことだそう。

数値に親がこだわると、カンニングや答えの丸写しなど卑劣な行為に走る原因になるそうです。

字の丁寧さ、計算の正確さ、以前できなかったことができるようになったこと、などを褒めていくのが良いと。

そして叱るのは勉強の約束が守れなかったとき。

例としては、毎日やる計算問題ができてなかったら、無言でノートを破り捨て「どういう意味かわかるよね?」と言うのだとか。

その方がガミガミ言うよりも子どもに響くそうです。

家庭教師もノート破り捨てたりするんだ!とビックリしました?

長くなりましたので、また続きは次回に。


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