サピでは有名な??「有名中」についてです。
「有名中」って?「有名中学入試問題集」のこと
サピではしばしば耳にする「有名中」
「有名中学入試問題集」のことで、だいたいサピ偏差値50以上の学校の最新年度入試問題がギュッと詰められたものです。
つまり今回で言えば2024年2月入試問題が詰まったものが「2025年度」用となります。(数字がややこしい)
いろんな学校の4科目が揃っているので、厚さは「電話帳」並みです。
お若い方は「電話帳」と言っても厚さを想像できないでしょうね・・・
問題を集めたもの、答えを集めたもの、解答用紙を集めたものがそれぞれ冊子となっており、全部で3つに分かれたのが1セットとなります。
↑この写真だと解答用紙の冊子が写っていませんが・・・
どうやって購入するの?
サピ生は夏前の保護者会で、先生から購入アナウンスがされます。
申し込みはマイページから、期間は7月上旬の1週間程度と短めでした。
そしてサピに登録している口座から代金は引き落とされ、直接家に届く形です。
我が家の場合、7/1に申込み→7/10到着でした。
この申し込み期間を過ぎると7月下旬からサピの受付で直接現物販売とのこと。
校舎指示で早く始める必要がある場合はネット申し込み期間を逃さないようにするのが大切みたいです。
どこまでやるのかは校舎の指示次第
有名中は、通っている校舎によってどれくらい、いつやるかの指示が全く違います。
お友達の校舎は、夏休みはやらなくていい、それよりは夏期講習の復習をキチンとやって欲しいという指示だったとか。
娘の校舎の場合・・・
夏期講習中は「国語」と「社会」をやって欲しいとの指示で、「理科」は余裕があればやる、「算数」はまだ不要とのことでした。
そして志望校の問題はやらないで欲しいとの注意がありました。
「国語」
先生が難易度別に学校を分けたプリントを配られました。
そして自分の国語偏差値帯に合う学校をやることになっています。
夏期講習期間中に、どんどんやって提出するようになっています。例えば○○中は7/21提出とか。
提出すると先生から記述部分の添削やコメントが付いてその日のうちに戻ってきます。
「社会」
こちらも先生が難易度別に学校を分けた一覧プリントを配られました。
提出などは不要だそうですが、自分で講習のない夏休み期間に進めていってほしいとのことでした。
「理科」
分野ごとに、この学校のこの問題という一覧が配られ、そこに難易度もついたプリントが配られました。
提出日などの指示は付いておらず、余裕がある場合は夏期講習期間でも進めてよいとのことでした。
分割する?裁断する?スキャンする?流儀はさまざま
有名中は分厚いため、「男子校」「共学校」「女子校」に自分で分割する方もいたり。
また裁断→スキャン→PDFとして活用する方もいたり。
扱う流儀は様々みたいです。
我が家は「省エネ」なので、そのままスタイル!
問題集と解答集は「電話帳」のまま使ってもらっています。
解答用紙は、全てB4サイズに拡大コピーにしています。(A3サイズの学校も面倒なのでB4で)
そしてやった場合は必ず直しが必要なので、「有名中」直し用のノートも作りました。とりあえず国語だけ。
そんなわけで夏期講習の宿題+有名中をやることに・・・
上記のような形なので、娘は夏期講習の日々の宿題(次の回で小テストされるから対策必要)とともに、国語の有名中をやっています。
娘の場合、国語は得意なのでそれほど大きな負担にはなっていないけれど、国語苦手だったら大変そうです。
有名中のおかげで?国語の中で苦手なジャンル傾向も分かってきました。
戦争と恋愛が苦手っぽい・・・
また出て来た問題で「もっと続きを読みたい!」と思った本もいくつか出てきて、気分転換に読んでもらっています。
↓渋渋の「カゲロボ」
↓豊島岡の「成瀬は天下を取りにいく」
過去問、しかも○○中と名前が分かっていますから、良い得点が取れるとすごく気分が上がるみたいです。
逆に悪い点だと、戦意喪失するという諸刃の剣となっています。
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