【SAPIX】2024年度中学入試分析会のメモ・感想(2)

SAPIX・6年

サピックスの「2024年度中学入試分析会(首都圏)」に参加した時の個人的なメモと感想です。

今回は「各科目分析」について。

ちなみに「総括」部分はこちらです↓

算数

★例年通り、典型題で勝負が決まったと言える。

典型題+ひとひねりで、差がつく問題がいくつもあった。

★ひらめきや才能は必要ないが、問題に沿った運用力は必要

要求されているレベルは昔よりは上がっているものの、ひらめきや才能によっては左右されない。
解法を知っていても、問題をよく読んでそれに沿って運用することが大事。
解法を知っているだけでなく使いこなせるレベルにする。

算数の先生は「典型題+ひとひねり」なんて軽くおっしゃいますけど、典型題とされているものも結構大変なんですよね。

中受していない私からすると、中受算数の「典型題」はすごく特殊に感じ、うちの子よくやるわという気分です。

国語

★主体的に物語文や評論文を読みこなす姿勢がより問われる

生徒同士の会話文を読ませて、問題文に合致するものを選ばせる問題。
二つの異なる文章から違いや共通点を見出させる問題。

★慣用句や言い回しも、単純な知識暗記だけでは対応できない問題あり

あえて口語的ではない回りくどい言い方を問われているが、普段から読書に親しんでおけば難しくないと感じるはず。

今年いくつかの学校で出された作品が紹介されていました。

個人的に気になったのは以下で、娘にも読ませてみようと思います。

●村上雅郁「きみの話を聞かせてくれよ」から「タルトタタンの作り方」

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栄東、海城、学習院などで出されているほか、関西では同志社女子や帝塚山でも出ています。

●木皿泉「カゲロボ」から「かお」

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両親の離婚に伴って、自分とそっくりなロボットが作られて…という近未来的なお話。

渋渋で出題されています。

理科

★適度に点差がつく、ひとひねりした問題が例年通り出た。

★ひとひねりしやすいのは、「浮力」「溶解度」でどちらも苦戦する受験生が多い

★難しいと思ってもよく文章を読めんだり、図表を読み取ればわかる問題もある。(例えば今年の開成のスーパームーン)

近年は「よく読み取ればわかる」という問題の出題が各校で増えてきており、学校側からのメッセージだと受け取れる。

基本問題にひとひねりすると途端に正答率が落ちる、ということを具体的問題で詳しくお話していただいて、妙に納得してしまいました。

娘を見ていて、条件さえ整理すれば何にも難しくないのに、なぜ間違える?と不思議に思っていたのですが、小6でもこの「条件整理」というのが難しいですね。

社会

★基礎的知識をおろそかにしない。

今年は開成や桜蔭でも歴史の人名単発問という基礎的な問が出た。また地理では基本的な「雨温図」も複数校で出ている。

★図表や資料読み取りから逃げない。

統計ランキングは入試では多岐にわたっており、すべてを暗記するのは無理だが、今までテストに出たもの中心に覚えておくべき。また資料読み取りは、情報量が多すぎて書けなくなる子が多く訓練が必要。

★地理や公民分野から現代社旗の問題点を問う時事問題が出題される。

気候変動(理科社会横断的出題)、災害や防災、働き方改革、ジェンダーギャップ、物流2024問題、生成AI、AIが仕事を奪う?、熊本のIC工場など。小学生だからと言って容赦しない問題が多い。

今回の分析会で、一番心に残ったのは社会の先生のお話でした。

先生にも低学年のお子さんがいらっしゃるそうですが、

「中学入試で問われる時事問題や一般常識は、大人から見ても手加減のない厳しいものも多い。自分の子が小6でこれらに立ち向かえるように家庭でできるのか、ちょっと自信ないですね。できているお子さんの保護者の方にお聞きたいくらい。」

とおっしゃっていました。

今年は「小学生であることに安住しない姿勢」というパワーワードは出てきませんでしたが、意味としては上記のお話も同じですね。

社会的な問題について関心を持ち、メリット、デメリット両方が言えるようになること、賛成派の立場、反対派の立場、それぞれの視点に立てって書けることが大切と言われ、納得しました。

オンラインでも(短縮バージョンですが)視聴できます

塾生はこの分析会を3月下旬からマイページで見ることができます。

また非サピ生も3/15までに申し込めばオンライン視聴できるので、よろしければどうぞ↓


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