ドラマ「二月の勝者」第8話の感想です。
↓TVerの見逃し配信で、放送後1週間無料で視聴ができますよ。
第8話、教育虐待父「島津父」再び
今回は教育虐待に走ってしまう父親、島津家のお父さんが再登場しました。
勉強のことで奥さんに暴力を振るい → 息子に反撃され → 息子が暴れたと警察を呼ぶ。
いやはや、情けない父親ですよね。
元々は自分が妻に手を挙げたことがきっかけなのに、息子を通報するなんて。
多分、子どもの教育以外でも、奥さんに対して高圧的な人なのでしょう。
結局奥さんは子供を連れて実家に避難し、離婚も視野に入れて動きます。
桂先生は「中学受験のせいで家庭が壊れた、という人が毎年いるけど、そうじゃなくって元々壊れていた家庭だったのよ!」と言っておられましたが、まさにそうだなと。
難関に挑戦したいという思い
島津くんのお母さんは、子どもに無理をさせたくないという思いから、受験は辞めさせたいと言います。
しかし島津君本人は「難関に挑戦したい」と自らの意思で言って、受験勉強続行を希望します。
ここはやっぱり男女差だなーと思いました。
母親とか、女の子は、あまりチャレンジングなことは望まず安全志向。
けれど男性って、志望校選択でもチャレンジ好きですよね。普段の問題を解くときでも、難しい問題に燃えるとか。
小6の塾代平均130万円は大丈夫なのか
島津家は父親と別居して、母親実家で暮らし始め、お母さんもパートで働き始めることになります。
このまま母子家庭になるとすると、私立中学・高校の学費負担は重い。
黒木先生は、開成をはじめ奨学金のある学校に行くことを提案しました。
漫画では都立中高一貫校も候補に挙げて、対策塾も紹介していました。
しかし中学になってからの費用はさておき、小6の間の塾代だって結構な負担になるはずです。
小6の1年間で130万と言われていますので、なかなかな額です。
しかも都内私立中学だと1年間学費は100万を下回るところは殆どないので、これが苦なく払えれば私立中学に入っても金銭的に大丈夫というところなのでしょう。
(ちなみに小学校受験も大手教室に所属すれば、平均的には年長の1年間で130万は行きますね。
かける方は天井知らず、そしてご自宅で対策すればもっと低予算で乗り切る方もいますが。)
島津君お母さん、塾代はなんとかする目途があるのかな…とちょっと心配になりました。
ドラマも終盤、最後はどうなる?
通常この時間帯のドラマは全10回のようです。
もしも最終回スペシャルなどなければ、残すところ2回のみ。
受験本番&結果まで終わらせるとなると、かなり駆け足になってしまいますが、どうなるのか?
ハラハラしています。
↓単行本13巻はまだ1月試験にすらなっていません。
↓12月10日金曜日には最新刊14巻が出るそうですが、これもまだ2月1日にはなりません。
娘(小3)の感想
最近は花子(小3)と一緒にこのドラマを見ているのですが、花子は島津父の気持ちとか、島津母の思いとか、全然読み解けてない様子。
まず我が家は父親が全然教育熱心ではないし、高圧的ではないし、母親が父親の顔色を窺うなんて全くないので、実感できないみたいです。
最近は「Rクラスのお客様」というフレーズが気に入ったようで花子はよく言いますが、「結局これどういう意味なの?」と。
色々大人の事情を推察するのは難しいみたいです。