夏休み中、学童・習い事以外はどこにも行きたがらない娘。
「コロナのことを考えると、あっちこっち行くのは良くないでしょ」と。
私としては、せめて8月7日公開のドラえもん映画 『ドラえもん のび太の新恐竜』 を見に行きたかったのですが、それすら「行かなくていい」と却下されてしまいました。
映画館は比較的換気もよく、最近は1席ずつ空けて座るのがデフォルト化しているので大丈夫だと思ったのですが…
代りに自宅で映画鑑賞
代りに、自宅でAmazon Prime Videoにある過去のドラえもん映画を観ました。
↓幾つか観たものの中で、娘が一番気にったのはこちら。
2004年の「ドラえもん のび太のワンニャン時空伝」
動物がいっぱいでかわいい絵があったので、娘は選んだようです。
が、あとから検索して知ったのですが、ドラえもん映画の中でも高評価で「名作」と言われるものだったのですね。
というのも、大山のぶ代さんをはじめ旧声優陣が担当した最後の映画であり、ドラえもん作品の監督を務められた 芝山努さん最後の作品でもあったそう。
さらに原作漫画を踏襲しながらも、映画ではそれ以上の深みが出ているのだそうです。
ドラえもんの映画は、いつも単純ではない問題やメッセージが複数織り込まれ、各シーンで伏線が張り巡らされていますよね。
最後になって、とか、もう一度見直して「あれはこういうことだったのか?!」と分かることがあるくらいで、決して単純ではない。
涙なしでは見れないシーンもあったりで、考えさせられることが多いです。
娘にこの映画の感想を書いてもらったら・・・
先日来、私が気になっている「娘が感想文を上手に書けない」という問題。
今回もこの映画を見た後に、試しに感想を書いてもらいました。
書きやすくするために、こちらの↓「読書感想文が書ける」の本(偶然ながらこれもドラえもん)で紹介されている、超初歩的なテクニックを使いました。
- どんなお話だった?
- 何について書かれていた?
- 読んでみてどう思った?
各々に質問に対して答えるような形で花子に書いてもらったのですが、私が考えたことと、花子が考えたことが結構違っていました。
私は1つだけテーマを挙げるなら「ペットを安易に捨てることは良くない」だと思っていたのです。
が、花子は「(必ずまた来るという犬との)約束を守ることが大事」でストーリーとしては「最後に悪い猫をやっつけることができてよかった」と思ったそうで。
え??と思いました。
特に「悪い猫」っていうところがひっかかって。
そもそも「悪い猫」は人間に捨てられて、酷い目にあった猫の末裔だから、やはり人間不信なわけで…と花子に言いましたが、「作文って自分の意見が大事で、人の意見に流されたらダメなんだよ」と諭されました・・・。
↓こちらのちびまる子ちゃんの作文の本に「人の意見に流されない」ということが大事と書いてあったそうです。うむ、確かに。
ドラえもん映画、色々なメッセージが織り込まれているので、感想の軸を一つに絞るのも難しいですね。
しばらくは感想文を書く練習がてら、映画などを見た後にも、感想を文章としてまとめる練習をしてみてもいいなと思いました。