本来ならこの連休は2泊3日のスキー旅行でしたが、新型コロナの再流行でキャンセルした我が家。
都内で過ごす連休となったため、近場で楽しめるお出掛けをしています。
東京国立博物館のポンペイ展へ
駅に貼ってあったポスターを見て、花子さんが「あ、ポンペイ!」と。
花子がポンペイを知っているなんて意外で尋ねてみたら、
「コナンの世界史漫画で読んだよ」と。
そう、私が昨夏にプレゼントした世界史漫画セットにポンペイが含まれていたのでした。
それならばとポンペイ展の予約チケットを取って行ってみました↓
事前にコナン漫画を私も読む
花子持っているコナンの世界史漫画ポンペイの巻、私も行く前に読みました。
ちなみに私は、小学校低学年の時に公文の雑誌で(数年間だけ刊行されていたコペル21というもの、これいい雑誌でした)ポンペイを知り、当時かなりの衝撃を受けました。
が、その後特にポンペイに思いを馳せることはなく、イタリア旅行の際もポンペイは行きませんでした。
コナン世界史のポンペイは、随所に詳しい最新の解説もあり、分かりやすかったです。
可能なら訪問前に一読がオススメです。
事実、花子はこの漫画のお陰で、主要な展示物をよく知ってました。
怖い感じかと思ったら違った
博物館へ行く道中、火山噴火で亡くなったご遺体(石膏)が沢山並んでいる姿を、私も娘も予想してました。
有毒ガス中毒、落石などによる外傷、火砕流に飲み込まれたなど死因究明に迫る感じ?怖かったらどうしよう?と言い合っていたのですが。
展示では石膏のご遺体は1つのみで。
死因を考えるような展示はなく、なんだか拍子抜けしてしまいました。
私も娘も、少し前に行ったミイラ展の雰囲気を引きずっていたみたいです。
展示のメインは街なみ、都市機能、美術品の数々で、とても明るい感じでした。
(ポンペイの発掘も当初は美術品収集目的だったそうで、都市や災害の研究目的となったのはかなり後になってからだったそう。)
ポンペイが消滅したのは西暦79年とのことですから、これだけの街や文化があったことが驚きです。
ロマンを感じますね。
個人的お気に入りは、邸宅玄関の「猛犬注意」
コナンの漫画にも描いてありましたが、ポンペイの邸宅の玄関床では、しばしば「猛犬注意」のモザイク画が施してあったそう↓
今でも玄関先に「猛犬注意」のステッカーを貼っているお宅がありますが、これって2000年前からやっていることだったのですね。
現代と変わらない人々の生活が感じられ、親しみを覚えました。
今回もオーディオガイドを借りました
毎度ですが、展示を観るときはオーディオガイドを借りています。
600円かかりますが、情報量が一気に増えるのでオススメです。
子供にとっても、目で解説を読むよりもずっと分かりやすいです。
ちらみに、入場の際無料の子供向けの薄いリーフレットがもらえました↓
ショップでお気に入りを購入
私も娘もこういう特別展のミュージアムショップでのお買い物が大好き。
今回の購入品はこちら↓
娘は、ポンペイのクリアファイル。
そして遺跡で見つかった、炭化したパンをモチーフにしたキーホルダー。(ファスナー付きで小物が入ります。)
私は、「猛犬注意」犬柄の小皿とペンケース。小皿は我が家の犬のおやつ皿に使います。
さらに仕事のため一緒に来れなかった夫へのお土産は、イタリアビールにしました。
ポンペイ展、4月3日までです
そんなわけで親子で楽しめたポンペイ展。
上野の東京国立博物館で4月3日迄ですので、春休みのお出かけにも良さそうです。
事前予約制で人数制限ありなので、土日祝は早めの予約が良いです。
2月の3連休中の訪問でしたが、混雑はそれほどひどくないと感じました。
大人2100円、大学生1300円、高校生900円、中学生以下は無料です。
東京の後は、京都、福岡と展示は回るようなので、お近くの方はぜひ。