【二月の勝者】第9回カンニングについて考えさせられる

2月の勝者(漫画・ドラマ)

ドラマ「二月の勝者」第9回の感想です。

今回は一気に12月までお話が進みましたね〜

カンニングして親の期待に応えようとする

今回個人的に最も考えさせられたのは、子どものカンニングです。

実力よりも偏差値が高い学校(吉祥寺女子)を母親から熱望されている里依紗ちゃん。

自宅で行う過去問演習は、書店で同じ問題集の答えを見て覚えて解く状態に。

何も知らないお母さんは、

「うちの子は過去問できちんと点取れている!合格最低点はクリアしているから志望校を変える必要なんてない!」

と現実の偏差値を無視して、楽観視してしまいます。

子どもは親に喜んで欲しい、出来ないことを怒らないでほしい、という一心でカンニングしてしまうのですね。

カンニングを親に知らせるのは塾的にダブー

カンニングをしなければならない状況まで、子どもを追い込んでしまったのは親。

とくに里依紗ちゃんの場合、無闇に高い偏差値校を強要したお母さんに原因があります。

しかし当事者であるお母さんに、受験前に事実を伝えるのは黒木先生曰く「ご法度」だそうです。

この下りは漫画版でも読んでなるほど〜と思ったのですが、ドラマで見てももう一度納得しました。

カンニングの事実を親に指摘すると、子供がさらに責められ、土壇場なこの時期に退塾するケースもある。

そういった最悪の事態を避けるために、保護者には言わないようにするそうです。

こういうケースは稀ではないそうです。

常に子どもを追い込んでないか、常引いた目で見ていたいと身につまされました。

クラスメイトもこのドラマみんな観ている!

花子曰く、クラスメイトの殆どがこのドラマ観ているそうです。

クラスでは黒木先生の真似をしたり、偏差値の高い架空の学校を作ったりして楽しんでいるのだとか。

やはり塾に通っていたり、模試を各種受けるお子さんが多いので、お互い偏差値いくつ?という話になるのだとか。

色んなクラスメイトのサピでの偏差値を聞いて来るし、それをさらに親に話す…

一応それは人に言うものでもないよ、と嗜めていますが。

子どもはすぐに話してしまうので怖いですね。

ドラマは残すところあと1回

ドラマは早くも次回が最終回だそう。

予告を見ると一気に2月本番まで進むようです。

それぞれの受験生が志望校に合格できるのか。

次回が心配ですが、楽しみでもあります。


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