ドラマ「二月の勝者」の第2話、第3話の感想です。
私はリアルタイムで観れないので、Tverの見逃し配信で見ています。
放送後1週間だけ無料で見れるようになっていますので、気になる方はどうぞ↓
第2話「鉄道オタク」は中受に有利は納得
第2話でフォーカスが当たったのは、鉄道オタクの加藤君。
塾の教室の窓から見える電車に夢中で、授業には身が入らず、テスト結果もよろしくない。
そんな彼には「鉄道研究会」がある学校を志望校にさせ、やる気を出させる。
また鉄道好きな子=「地理に強い」、
そして数字も嫌いではない、ダイヤグラム理解はばっちり、という特性も活かせる。
そんな長所を生かした受験を黒木先生は指南しましたね。
「オタク」は勉強に強い、研究向き?!
私は全く「オタク」になれない気質なのですが、周りの医師は「オタク」が多いです。
やはり「鉄道オタク」は鉄板で、特に科の特性もあるのかもしれませんが集まってます。
で、そういう方はやはり仕事において、とことん深堀りできる強さがあるんですよね。
何事もそこそこでさらっと終わらせようとする「非オタク気質」な私から見ると、そういう人は研究に向いているなと感じます。
仕事においてではなくとも、夢中になれる何かがある「オタク」は、それが趣味となり人生を豊かにしてくれるので、羨ましいなと思います。
第3話は、女医母が出てきました
第3話でフォーカスが当たった、成績優秀女子のかれんちゃん。
お母さんは女医さんで、高岡早紀さんが演じられました。
高岡さん、お美しい。女優さんはお年を重ねても美しさをキープしているのはさずがだなと思います。
にしても、旦那さま単身赴任で不在のなか、女医母さんも帰宅が23時とかいうのはちょっとどうなんでしょう?
リアリティが逆にないというか。
女医の場合、総じてかなり教育熱心です。
かつ臨機応変に働き方を変えることができますから、旦那さん不在+小6の子がいたらもっと融通が利く職場に変わるような…。
この第3話、小6女子特有のめんどくささとか、大人をも傷つける鋭さとか、よく表れていたなと感じます。
鶏口牛後タイプ
かれんちゃんは、結局優秀児が集結するルトワック(サピックスがモデル)の最上位クラスでのビリにいることよりも、
中堅塾の桜花(リアル世界のどこの塾がモデルかわかりませんが)でトップにいる方が向いているし伸びる、ということでした。
でもこれは、かれんちゃんに限らず、多くの子はそうじゃないかな。
まさに「鶏口となるとも牛後となるなかれ」ですよね。
自分の適性を知るのも大切
うちの子はサピのクラス分けで、調子がいいと1番上のクラスに入ってしまいます。
しかし本人曰く「上から2番目のクラスがベスト」。
(より細かく言うと、国語は一番上でいいけど、算数が2番目のクラスがいいと。
サピって教科ごとにクラスは変えられないですよね・・・)
一番上のクラスで圧倒的トップだったら問題はないのでしょうが、うちの子は1番上のクラスだとボトム層。
なので「授業ペースが合わない、とくに算数」と本人が言っています。
次点クラスだと授業ペースも少しゆったりとし、「できる子」ポジションになるのだとか。
たぶんそのほうが居心地はいいのでしょう。
特にこのドラマや漫画も娘には見せていませんが、自分なりに適性が分かってますね。
・・・
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