時計の針をかなり巻き戻して、購入したマンションの「内覧会」の時の話です。
内覧会の日時希望
マンションの自分の居室がきちんと出来上がっているか、購入者本人によるチェックを行うのが「内覧会」。
デベの担当者、工事施工業者の担当者、インテリアコーディネーター担当者の3名が立ち会う形なのです。
日時は分散するように希望日時調査が事前にありました。
お部屋の引き渡し(竣工)よりも2~1か月前の数日間から希望日を選びます。
こういうのも「お日柄」を気にする方は気にされるのでしょうけど、我が家は関係なし。
内覧可能日第1日目(平日)の一番早い時間を希望しました。
というのも土日は希望者が多そうと思ったので、避けたかったんです。
平日の一番早い時間枠なら、そのあとすぐに出勤すれば午前中の仕事に大きな影響がない。
こんなに早い時間枠、他に希望する人はいないだろうなーと思っていましたが、もう1組いらしていました。
ドキドキしながら、初めて自宅内を見る!
当時住んでいた賃貸マンションと購入物件が近いため、建物の外側の完成具合は、ほぼ毎日のように見ていました。
どんどん外側が出来上がっていく様子を見るのは楽しかったです。
しかし中に入るのは初めてで、どうなっているのだろう?と心配していました。
内覧日当日。
受付で部屋番号と氏名を伝え、担当者3名と、我々夫婦の2名で回ります。
受付では恭しく、白い綿の手袋と白いスリッパを渡されました。
物件に指紋や汚れがつかないように、ということなのですね。
まずエントランス~共用部、エレベーターなどで説明を受けつつ進みます。
そしていよいよ契約した居室に入ります!
大丈夫かな、がっかりということはないかな…と心配しながら。
カラーセレクト、これでよかったのか?と少し思い悩む
部屋の玄関を開け、中に入り、業者さん3名が次々に備品などの説明をされます。
我が家は設計変更もしてましたので、その変更箇所についても再度説明がありました。
「施工不良と感じるところがないか、ご自身でチェックしてください」と言われ、担当者3名は席を外し、夫と私の2人になりました。
ここでやっとお部屋の全体を落ち着いてみることができました。
パッと見、きれい~(新築だから当たり前)。
でも不備がないかチェックを細かくしないといけないため、夫婦二人で家の中をウロウロしました。
思ったより狭い?
家具も入っていない家の中は、思ったより「狭いかも?」と思いました。
これは天井の高さも関係しているのかも。
過去に住んでいた物件より、天井が低めだったんです。
カラー選択誤ったかも?
オーダーした壁紙、建具の色、床の色、私のイメージとちょっと違いました。
(ショールームで現物も見たはずなのに)
というのも、全体的になんだか白っぽい。もっと濃い色がよかったかも?
でも最近は白っぽい床や建具が流行りだそうで、カラーセレクト自体も白系多めの選択肢だったんですよね…。
窓からの景色に安心する
1番私が気がかりだったのは、窓からの眺め。
モデルルーム商談のとき、デベの方が各階相当の高さからの東西南北の眺めの写真を見せてくださったのです。
実は私、景色が見渡せないお部屋は苦手なんです…。
その契約前に見せていただいた眺望写真と同じくらい「抜けた眺め」が担保されているかが気がかりでした。
結果、窓からの眺めはちゃんと抜けていました。ほっと一安心。
カーテン用の採寸と、エアコン取付業者さんの下見
業者の担当者さんが席を外している間に、カーテンのための採寸を自分でしました。
これはインテリアオーダー会でお願いすれば、業者さんがすべてやってくれることです。
しかし、あまりに高額な見積もりだったので、我が家は自分で計測してネットオーダーしたのでした。
夫は、エアコンの購入・取付を外部業者さんにお願いしていたのですが、
その業者さんが「取付前に現地を確認したい」とのことだったので、この内覧会の時間に合わせて来ていただきました。
こちらもインテリアオーダー会で高額見積もりだったので、自分で外部業者を手配したのです。
一応デベ側にも業者さんが来ても良いか確認しましたが、時間内なら無問題と許可を頂きました。
そんなこんなで90分くらい、あっという間に経過しました。
「指摘事項なし」でサインしました
一応、ネットで調べた「内覧会のときにチェックすべきこと」というのをリストアップしていました↓
が、建具のがたつきや、壁紙等のしわ・ねじれもなく。
特に指摘したい点はありませんでした。
新築なので3か月後、1年後、2年後にそれぞれアフターサービスの点検もあります。
もし何かあってもその時に指摘すれば大丈夫のはず。
そんなわけで「指摘箇所なし」として書類にサインをし、内覧会は無事終了しました。