記録するのが遅くなりましたが、娘(小5)が習い事ピアノを辞めました。
「そろそろ辞める」と本人が言い出す
私としては昨年(小4)の12月にずっとお世話になっていたヤマハ教室を辞めるタイミングでピアノは終了と考えていました。
しかし本人の続けたいという希望で今年(小4)1月からは、近所のカワイ教室で継続という形をとりました。
けれど、4年生2月からはサピックスは週3回になり、
5年生4月からは学校の下校時間もさらに遅くなり、
バレエや水泳は相変わらず続けているし…と忙しい。
なかなか辞める気持ちがなかった花子さんでしたが、夏の発表会が終わり、さらにコンクールという話が出てきて「辞めたい」と言うようになりました。
退会申告期限の最短で辞めることに
「本人が辞める」と言い出してから、実際いつ辞めるか?の時期を考えました。
当初は12月末?とも言っていましたが、本人の気持ちもプッツリと切れたようなので、最短の退会申告期限に間に合うようにスパッと決めました。
10月15日までに書類が提出できれば10月末で退会できるということだったので、10月末で退会。
花子さん本人は、「今思うとお母さんの言った様に、ヤマハを辞めたタイミングでピアノ辞めたら良かった」と。
やっぱり5年生のスケジュールの厳しさを甘くみていたようです。(子どもには見通しが立たないものなのでしょうね。)
でも本人が納得できる時期に、本人の意志で辞める決断ができたのは本当に良かった。
引き留めはありましたが・・・
先生からの引き留めはかなりありました。
・家でほとんど練習しないけれどレッスンを続けている子もいる、
・受験で忙しいようだったら月2回レッスンでも可、
・せっかく色々できるようになったのに勿体ない、
などなど。
しかし花子さんは「サピとバレエを中心にしたいから、もうピアノはやらない。そんなに向いてない」と。
本人の意志も固かったので辞めさせてもらいました。
カワイで担当していただいた先生に、色々優しくしていただいたので申し訳なかったです。
色々と本音、その1
先生にはお伝えしませんでしたが、家では忙しくて練習できないけれどピアノレッスンは続ける、というのは、個人的には「なし」だと思うんですよね。
辞める直前まで自宅練習はやらせていました。本人はもう辞めるのに…と言っていましたが、習う以上やっていくのが礼儀だろうと。
お稽古事は親のお金かかっているわけですし、本人の貴重な時間も費やしている。
習うからにはそれ相応のことをしないと!と思います。
実際この夏のカワイの発表会を見て、「この完成度で先生はOKしたの?」という例がちらほらと。(決して幼い子ではありません。)
多分ここの教室自体が「ゆるく習う」ことに寛容で、本人にやる気がないまま親の希望で続けることもウェルカムなんだろうな、と思いました。
方針の違いなので、これ自体は悪いことではないのですが…
習わせていることがただの親の自己満足になっていないか?は考えた方が良いなと思いました。
色々と本音、その2
年少・年中のころからピアノに触れることは始めていたので、足かけ7~8年経ちました。
が、結論としてうちの娘に取りたたて音楽の才能はないなーと思いました。
私も、夫も才能ないですから、順当と言えばそうです。
けれど習いたての頃は、「もしかしたら凄い才能を秘めているかも?」なんて期待はしていました←親ばか。
娘の学校の同級生には、ピアノやバイオリン、そしてマイナーな楽器も含め、素晴らしい腕前の子がたくさんいます。
しかし保護者の方が既にその道の方だったりと、音楽の才能は遺伝要素が強いと言われていますので、すでに生れながらにして違います。
わが家が子の才能に期待したのは、おこがましかったです!
そしてもし音楽で入賞など狙いに行くなら、競合が多いメジャー楽器は避け、マイナー楽器にするべきだったかも。(これはスポーツの世界でも言われていますよね、マイナー種目を狙えと。)
休み時間に学校でピアノを弾く中でも、娘も「叶わない、勝負できない」というのは良くわかったようです。
娘には自分の得意分野(←本人の中では得意という意味)で頑張ってもらえれば良いかなと思います。
親としてはちょっぴり寂しい
親としては娘が曲らしい曲を弾いて(練習して)いるのを聞くのは、とても楽しみでした。
特に小4~5にかけては一気に成長した感があったので、楽しませてもらいました。
そのため辞めてしまうのは寂しいです。
私よりも楽器歴が長い夫の方が寂しそうですね。
花子さんは「中学・高校でも吹奏楽部とかには入らないと思うよ~」と言っているので、自宅で楽器練習を聞かせてもらう機会はもうないのかもしれません。
時間は限られていますから、何を習うか常に取捨選択はしながら前に進まなければならないので仕方ないですね。
でも花子さんよく頑張ったと思います。
私もピアノ経験者ですが役に立った面は多く、花子さんもどこかできっと糧にはなると信じています。